学生の声
【科目名】 基礎ゼミ「ヒトの暮し・文化と植物の多様な関わり」 | 【対象学部】 全学部 |
【担当】 前 忠彦 (教養教育院) | 【開講時期】 1セメ:月3・4(隔週) |
私は基礎ゼミが始まった頃は、植物に関しては全く無知でした。でもグループでの発表や個人発表の準備、講義やDVD、農業試験場の訪問を通して少し植物について理解できました。また発表をすることを通して、自分たちで講義を作り上げていくことの大変さ、おもしろさが分かりました。ここまで任せられた講義は今まで経験してこなかったので始めは戸惑いましたが、だんだん楽しくなってきました。これからも植物と関わったり他人の前でプレゼンをする機会は多々あると思いますが、この基礎ゼミで学んだことを生かしていけたらいいなと思います。
(文学部1年生)
プレゼンテーションソフトを使ったグループ発表、個人発表など「自主的、主体的に」行う作業が多く、やはり高校までとは勝手が違うなぁと思い、最初は少々戸惑いました。ですが、とても実になる体験になったと感じています。また、自分で自由に調べ、まとめ、発表するということが、思いのほか楽しく感じられたので貴重な体験ができ、充実したセメスターになったのでよかったです。(被災地の)閑上を見に行くことが出来たのも、自分の中では大きかったです。今まで行く勇気がでませんでした。行けてよかったです。忘れません。
(文学部1年生)
始めは人数の少なさやプレゼン自由課題といったシラバスの文面から難しい講義ではないか、自分はやっていけるのだろうかと不安になっていた。しかし、ディスカッションや共同プレゼンでは講義中だけではなく、時間外でも活発な論議を行なうことができ、「主体的に調査・協力する」ということは達成できたと思う。発表の時に緊張して上手く相手に伝えるということが達成し切れなかったのは残念だが、講義を通して人間と植物の関係について考察、論議、発表を行ったことを今後の大学生活の中で生かして生きたい。
(農学部1年生)
身近にある植物の意外な特徴や自分との接点に気付いたり、植物園などの見学を通して初めてみる植物があったりと、新鮮な体験ができた授業でした。また、「与えられる」知識だけでなく、グループ或いは個人で調査・理解する機会があり、自ら「得る」学習をしたのは久しぶりだったので、1セメスターを通し、楽しみのある時間だったと思います。発表の時間には、終始しどろもどろになってしまいがちでしたが、(次の機会には)よいプレゼンが出来るようになるかと思います。
(文学部1年生)
このゼミの名前を見て正直もっと文系寄りの内容だと思っていた。実際はかなり理系寄りで、本もわかりやすくなっていたとはいえ結構読むのは大変だった。でも、植物に対する最近のアプローチ、最新の研究テーマなどを知ることができよかった。こういった機会がなければ自分からは知ろうと思わなかったと思う。また、プレゼンテーションもここ何年もやっていなくて、しかもこれまでよりしっかりしたものをやることになり大変だった。グループ発表も思ったより準備するのに時間がかかったし、個人発表も、準備不足だった気がする。調べることも重要であるが、当日の準備、進行も自分たちでやるとかなり時間がかかることがわかった。1セメの時点で発表の場を提供してもらえてよかった。
(文学部1年生)
プレゼンはとにかくやってみることが“大切だ”と思いました。大学に入って初めての“プレゼン”は本当に足が震えていました。少しは慣れたと自分でも感じています。印象的だったのは、グループで「朝顔」について調べたことです。それぞれの得意分野で補い合い、「知」を深める楽しさを知りました。私は他の人よりピンポイントなテーマについて調べたのですが、調べていると事実がどんどんからまり合って面白かったです。基礎ゼミのみんなで青葉山の植物園に行ったときのこと、今でもよく覚えています。漠然と散策するだけでは分からないものを教えていただき、とても楽しかったです。私は何となく植物が好きでしたが、今日、理由が分かりました。植物は「文化」を支えてきたものだからです。でなければこんなに好きになれませんでした。こんな私なので「・・・・」と思い切り文化的なテーマに走ったレポートを書きましたが、楽しかったです。
(文学部1年生)