学生の声
【科目名】 総合科目「植物面白考-巧みな生存戦略と私達の暮し」(金) | 【対象学部】 全学部 |
【担当】 前 忠彦 (教養教育院) | 【開講時期】 1セメ:金5 |
自分は経済学部ですが、高校生の時から物理と生物は好きでした。なのでこの講義をとりました。講義内容は非常に専門的な内容も取り扱っており興味深い視点を与えてくれるものばかりでした。化学式がでてきた時はくじけそうになりましたが、複数回、同じ内容を違った表現で触れることで理解は深まったように思われます。この講義を受けたことで知識が増えたことは間違いありません。教養が深まったかどうかは長い人生で感じていけたらいいなと思います。
(経済学部1年生)
私は高校生のとき、生物の授業をとっていました。しかし、この授業では、聞いたこともないものや、見たことのないものがたくさんでてきて、正直、難しくて、理解することができないものだらけなところもありました。でも先生は私にも分かる様に詳しく熱心に教えて下さったので諦めないで最後まで食いついて頑張ることができました。先生が見せて下さったビデオは、今まで見たこともない植物の様子が映っていて、大変感動しました。植物が生きていることを深く感じました。虫を食べて生きる植物の不気味さに、心惹かれました。それと、種を飛行機のように遠くに飛ばす植物が強く印象に残っています。このような映像は、先生が見せて下さらなければ、きっと見ることのなかったものなので、その機会を与えてくださってありがとうございます。先生のおかげで、植物の生命について、関わることができました。
(文学部1年生)
私は環境問題に関わるような仕事に就きたいので、環境問題をやるなら生物や植物の知識が必要だろうと、一部義務感からとった授業でしたが、受けてみたら面白かったです。生物が中学の頃から苦手だったので不安でしたが、先生が楽しそうに授業をしてくれるので聞いている私も楽しめました。この授業を受けて植物が生存していくため、様々な工夫をしていることが分かりました。巧みで合理的なシステムが多く、すごいなと思います。私はこれから自然科学を学び、自然を相手に研究をしていくことになると思いますが、自然の素晴らしさに感動する心を忘れずにやっていきたいと思います。
(理学部1年生)
「植物面白考」はシラバスを見た時から、これは勉強しなければと思いました(植物も、面白いことも、考えることも好きなので)。植物について色々なトピックを学んだので、植物についての視野が広がりました。光合成の勉強は難しく、化学式がでてきた時などは、頭がぐらぐらしたのが正直な感想です。理屈が分からないまま、自然の精巧な仕組みに驚くばかりでした。理系分野の複雑さにおののき、レポートはほとんど植物要素のないものになってしまいました。すいません・・・。それでも、思いついた疑問を自力で追究することは楽しく、本当に夢中になれました。ギリシャ神話を調べることは、この先ないと思いますし、先生のおっしゃった「調べる楽しさを知り、視野を広める」という目標は果たすことができたと思います。先生が“教養科目”についておっしゃっていた意味が、身に沁みて感じられます。1セメスターの間に私は色々なトピックでレポートを書いてきました。・・・・・・・。こうやって並べてみて、将来自分が学びたい・・・・学に関わることがあるだろうかを考えたのですが、そうではなく、視点をつくることが大切なのですね。一度、パンとアポロンの二元論に気付けば、何かの折に二元論を鋭く見抜くことができるかもしれないですし。こうやって無理やりにでも学んだものをつなげることで、個性的で奥深いものの見方ができるようになるのでしょうか。植物面白考も、今は実感がなくとも、いつかきっと役に立つと思います! 人間の営みと植物との関わりは、よく教えていただいたので、将来・・・・学を学ぶ時、面白いアプローチができるようになると信じています。
(文学部1年生)
高校までにやっていた生物の授業では、教えられることを鵜呑みにして、「どうしてそうなのか」ということは考えていなかったように思う。しかし、この授業では、「どうしてそうなのか」というプロセスが(難しい化学式や知らない単語もでてきたが)はっきり示されていて、今までに知っていた原理も納得することができた。植物の様々な面を学ぶことができ、この授業を取らなければ、一生出会うことがなかったようなことも知ることができた。ここで得た知識を、どこかで使えたらいいと思う。
(文学部1年生)
元々はあまり植物に興味がなかった私でしたが、この講義を通して植物学の面白さに気付けたのが一番の収穫かなと思います。私は文系の人間で、今まで化学にはあまり縁がなかったので、カタカナの用語や化学式がたくさん出てきたりするとちょっと難しいなと感じた部分はありました(とくに光合成の炭素同化回路のはなしとか・・・)。しかし、それ以上に、植物が生きるためにとっている独特の戦略や、その中で行なわれるあっと驚くような物質の上手な使い方などを知ることが楽しかったし、自分の世界が広がってとても楽しい勉強になりました。たまに見ていたBBCのビデオも、言葉は分からないけれど、すごく興味を引かれ、また見たい位です。まとめると、この授業 私は楽しかったです!! 文系の人中心に、知らないことをたくさん知れるいい授業だと思います。
(文学部1年生)
イオンや電子や難しい化学式やカタカナ用語の羅列が出てくる時には、全くチンプンカンプンで少し眠くなってしまうこともあったけど、たくさん新しいことを知ることができ、一般教養を広めることができたと思います。特に一度習ってきたものを再びこの授業でさらに深くまで学んだ時などは、いかに高校までの知識が上辺だけのものだったかに驚かされました。今まで習ってきた事柄は、もう一度疑ってみる必要があるなと感じました。植物園まで実際に足を運んでの学習も非常に楽しかったです。
(文学部1年生)
授業や、植物園探索、レポートを通して、植物の世界に触れてきたが、最初のうちは、想像していたよりも、大分高度な内容であったため苦労した。毎回ついていくのに必死であったが、多少なれてくると植物の生存のための戦略や人が研究のため四苦八苦してきた歴史など非常に面白い内容であった。自分は文系のため、これから植物について学問する機会というものはないかもしれないが、知識として無駄になることはないと思うし大事にしていきたいと考える。
(経済学部2年生)