第13回教養教育特別セミナー開催のお知らせ

2024年3月29日/am 09:22

人間社会における攻撃性と紛争

2024年 4月15日 13:30〜15:30 (学問論の授業は16:10まで)

メイン会場<対面参加> 学部新入生・他希望者対象 マルチメディア教育研究棟2階 M206 ※要申込・先着360名 [申込みリンク]
サテライト会場<同時配信> 学問論受講者のみ対象 川内北キャンパス各講義棟 ※申込不要
オンライン参加 「学問論」受講者以外の希望者対象 学生・教職員の参加歓迎。※要申込・先着260名 [申込みリンク]
申込受付期間 4月1日(月)9:00 ~ 4月12日(金)15:00

メイン会場<対面参加>申込受付を4月14日(日)24:00 まで延長しました

 

人間社会では、いじめやけんか、ストーカーや計画的な殺人から、部族や民族間、国家間の戦争や紛争など、さまざまな攻撃性や暴力、紛争が存在する。中世から現在にいたるまで、暴力や紛争による死亡率は減少してきていることが指摘されたり、現在の暴力 による死亡数は自殺数よりも少ないことなどから、現代社会の習慣・制度や国際関係の暴力抑制の役割が指摘されている。一方で、暴力による死亡率の減少という統計やデータの信頼性については批判があり、紛争や暴力は実際には増加しているとする指摘もある。国連の資料によると、2016年には、暴力的紛争が発生した国の数が、ほぼ30年ぶりに増加 したことが報告され、また、2022年からのウクライナ・ロシア戦争をはじめ、台湾をめぐる中国とアメリカ合衆国との対立、2023年に発生したイスラエルとハマス間の衝突など、世界の各地で新たな紛争が発生している。このような人間の暴力や攻撃性、紛争は、様々な形で普段の我々に生活に影響している。そこで、本セミナーでは、なぜ人間は攻撃的になるのか、どのような要因が紛争を引き起こしてきたのか、また、現在世界で生じている国際紛争の現状やその解決の方策は何か、などについて考える機会を提供する。

 

  • 話題提供1 国際社会における紛争の解決と東北大学の貢献 植木 俊哉(副学長/法学研究科教授)
  • 話題提供2 先史時代の人間社会からみる暴力や争い 田村 光平(東北アジア研究センター准教授)
  • 話題提供3 人類の攻撃性の本性と進化 河田 雅圭(教養教育院総長特命教授)

質疑応答・全体討論

  • 話題提供者 植木俊哉(国際法)、田村光平(人類学)、河田雅圭(進化生物学)
  • 総長特命教授 尾崎彰宏(西洋美術史)、静谷啓樹(理論計算機科学)、田中仁(環境水工学)、日笠健一(素粒子物理学)
  • 参加者のみなさん

 

・本セミナーは、全学教育科目「学問論」第2週目の一部として実施します。

・「学問論」受講者以外の学生・教職員の参加も歓迎します。

・話題提供者に直接質問されたい場合は、メイン会場からの参加をお申込みください。

 

東北大学全学教育ホームページ(別サイトへリンク)でもご案内しています。

また、本サイト 行事・イベント ページにも掲載しています。

受講後は、アンケートへのご協力をお願いします。